編みかご工房

そば処は、3月まで冬季休業中なので

そば処店内は「編みかご工房」となっています。

写真は、クルミの樹皮を細く切って ひご作りをするところ。

春から夏にかけて、皮がむける時期に採取したクルミの皮を乾燥保存。

使うときには、水でもどして、柔らかくしてから加工が始まります。

その辺は山ぶどうで編み籠作る時と同じです。

山ぶどうと違うのは

上の写真のように

カッターで一直線に切っても良いということ。


山ぶどうと違って、はさみで切らずに済むので
クルミのひご作りは時間短縮です。


山ぶどうの 二目網代編み、 財布を作ってみました。(製作途中)


師匠とわたしは、山ぶどうと、クルミの財布を作りました。

私の財布は、中身が布です。
師匠の財布は、既製品の皮ばりのものを使いました。


クルミのひごは、鬼クルミ、沢クルミなど、樹の種類によって
色の違いが出てきます。

写真の財布は、縦横、色の違いを出してあります。
ヨコを赤、縦にしろですね。


財布の次にはクルミのバックを編み始めました。
なかなか長方形になりません。
バックの底の部分が決まらないと
立ち上がっていきませんね。

ふち編みを 変わり蛇腹にして 編み込んでいきます。
一日では終わりません。
根気のいる作業です。

持ち手の部分も同じように
変わり蛇腹?というか、4本編みというか?
達成感あります。

あとは、裏布をつけておしまい。


財布の中身の作り方は こんな感じ

これを本体に糸で縫い付けていきます。





春になったら、クルミの樹皮を採取する作業を忘れずにね。
冬になったら、編み籠を一緒に作りましょう。


小淵沢でこだわりの江戸前|そば処なかしま

店主高齢のため、閉店致しました。 長い間ご愛顧いただき、深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。

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