胡桃の編みかご
私は4年前、この場所に来て、
旦那が言う言葉で、クルミの編みかごを作ることになった。
「この土地は、胡桃の樹ばかり生えてしょうがない土地だ。
僕は放棄したから、こんなに荒れてしまった、
そんな土地で、あんたは何かできるかどうか知らないけど。」
本人は何気なく言った言葉かもしれないけど、
そんな言葉が きっかけになりました。
胡桃ばかり生える土地。
クルミの樹でできるものは?とネット検索し、
胡桃の皮で編みかごを作る。という人がいるらしいことを知る。
そんな感じで、
胡桃を有効活用するには?と考えた。
手探り状態で、枝の皮をむいてみたり、
ひごを作ってみたり、
胡桃の樹は 良くも悪くも、成長が早いところ。
根元から切っても、直ぐに数本の若い樹が伸びてくる。
5,6年もすれば、柔らかくて使いやすい皮が採れそうだ。
広さは正確ではないけど、600坪ほどの所に
胡桃の森があると想ってほしい。
大きすぎるクルミの樹は、
伐採後、そば屋の店内に設置するテーブルになった。
その他は、薪になって、どんどん消費しています。
マキの販売までしています。
例えば、この三か所のクルミ株は、右と左の株を見ると
真ん中の木と少し違います。
どうやら、真ん中に切り株があって、その周りから生えた
子供の クルミの木たちです。
編みかごを作るために、樹を切っても、
こんな風に何本も増えて育ち、数年後には数倍の編みかごが編めそうです。
真ん中にある樹は、ひごを作るのに 長さもあり、太さもあり、良いですね。
根元には、小川が流れている、そんな場所です。
この辺のクルミの木は、若いせいか?実をつけるわけでもないし、
リスや動物の餌が減るわけじゃないので、安心して切れますね。
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