25年ぶりの来客

6月10日の一番乗りのお客様。
25年ぶりに来たというご夫婦。その頃の蕎麦屋の雰囲気や様子など
細やかに思い出し、話していきました。
当時は、「寡黙で不機嫌ながんこおやじがいる店」と思い込み

子供連れでは、敷居が高くて来れないような店だという印象で、
それから25年たってしまった。

それを聞いた店長は「寡黙・・・だったとしたら、二日酔いで気分が悪かっただけだと思いますよ」って笑い飛ばし、それを聞いた「寡黙なおやじ」も笑って、
その後は面白い冗談を言ったり、いつものサービス精神旺盛な師匠でしたので、
25年間のイメージはガラガラと音を立てて崩れ落ち、木っ端みじんになったようです。

「すごい!25年前と、もり蕎麦の値段が同じ!」と驚いておりましたが、
そうなんです。30年前に決めた値段と今も変わらず、同じ値段です。
「また来ます。」と言って帰られましたが、今度は何年後?


小淵沢でこだわりの江戸前|そば処なかしま

店主高齢のため、閉店致しました。 長い間ご愛顧いただき、深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。

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